入国の際の諸手続き

 

1)入国時チェックリスト

  ブルーシートを確保する

  IDを取得する

  大使館に在留届を出す

  外貨をブルに両替をする

  銀行口座を開く

  住居を借りる

  使用人を雇う

  車を購入する

  運転免許証をとる

 

2)ブルーシート

入国の時に税関でわたされる紙で、FOREIGN CURRENCY DECLARAION FORMが正式な名称である。入
国時に持ち込んだ外貨を申請するものである。持ち込んだ外貨を両替するたびに窓口に提出し、
記入・捺印してもらう。

 

3)IDカード

長期滞在者は、IDカードの取得が義務づけられている。通常所属先をとおして申し込む。

 

4)銀行口座

エチオピア コマーシャル バンクに口座をつくる場合、所属先のレターとパスポート、IDが必
要である。まず、ナショナル バンクに行き、コマーシャル バンクあてのレターを発行してもら
う。そのレターとともにコマーシャルバンクに行き、口座を開設する。外貨の送金をしたり受け
取ったりできるのは、2階である。はじめにいくらか米ドルで口座に入れる必要がある。口座開
設と同時にNTチェック(Non‐transferable Check)の使用も申し込むと良い。エチオピア国
内ではほとんどクレジットカードは使えないため、高額の買い物では小切手による支払いが普通
なためである。

 

5)車

@車の購入

車の購入には、新車を買う場合と中古車を買う場合とがある。

新車を買う場合、ディーラーに行く。在庫があるものでよければ、すぐに購入手続きをとること
ができる。デューティーフリーのステータスのある人の場合、一回の滞在につき一回のみ、排気
量2000ccの車までは無税で購入でき、2000ccを超える車に関してはその超えた分の税金のみを払
えば良いと言われている。もしも在庫の中に好みの車がない場合、ジプティの在庫もしくは本国
に発注するようになり、時間がかかる。また、この場合はジプティからの輸送費用などが別途か
かるようになる。

中古車を購入する場合は、めぼしい車をさがすことからはじめる。前任者等から購入する場合は
この手間はないが、通常Monitor紙(隔日の新聞)やスーパーマーケットなどの掲示板、ヒルト
ンホテルやソロモンスーパーマーケットなどの駐車場で「Sale」の張り紙をして駐車してある車
などにあたりをつけて試乗し、値段の交渉をする。デューティーフリーで購入する場合は、デュ
ーティーフリーで購入していた外国人からゆずってもらうようになる。この場合、名義変更の手
続きに時間がかかるので、最低でも1ヶ月はみておく。

 

A車検について

車検手続きは毎年9月に受ける必要がある。

運転免許証と車検証を持って車検場へ行く。電装・ブレーキ・エンジンの点検を行った後、道路
をはさんだ向かいのオフィスに行く。書類を渡されるので、記入し提出する。車検証を返しても
らい、完了である。

ちなみに、車検済みのステッカーはエチオピア暦で表示してあるため、1998年9月から1999年8月は、
1991年の表示になる。

 

Bナンバープレートの見分け方

外国人が個人で乗っている車には以下の3種類がある。

自分が欲しいタイプの登録の車をさがす手がかりになる。

 

●デューティーペイドの車

A 26888

この形のナンバープレートはすべてデューティーペイドである。左の番号が登録の種類を現し、@がタクシー、Aが個人の車というように決まっている。

 

●大使館関係の車(デューティーフリー)

23−001

CD

白地で両脇が黄色。左が国の番号で23は日本大使館の番号。右はその枝番号で、001は大使の車。

 

●援助関係団体の車(デューティーフリー)

16−001

黄色地に赤の文字。左が団体の番号で16はJICAの番号。右はその枝番号。

 

 

6)運転免許証

 日本で運転免許証を持っていれば、エチオピアの免許証に書きかえるだけで運転することができる。

 まず、日本大使館で免許証の翻訳をしてもらう。国際免許証を取得してきた場合でも、大使館の証明
 が必要である。次に所属先のレターをもって外務省に行き、免許証取得のためのレターをもらう。以
 上の書類に写真2枚をそえて運転免許センターに提出すると、1〜2時間で免許証がもらえる。運転
 技術や視力などの検査は書きかえの場合一切ない。

 車の運転をする場合、右側通行であること、信号が赤でも右折は可能であること以外は、基本的な標
 識やルールは日本とほぼ同じである。しかし、日本よりも道路の状態が悪く、舗装道路でもよく穴が
 あいているほか、比較的乱暴な運転も見受けられるので気をつける。また、暗い色の服を着ている人
 が見えにくかったり無灯火の車がいたりするので、夜間の運転にも注意したほうがよい。

 

7)住居

@ 住居を選ぶ時のポイント

 

  1. ガス
  2. キッチンでは、プロパンガスと電気の両方が使えるレンジを使用することをすすめる。電気は割
    高になるが、プロパンガスの入手が困難になることがあるからである。エチオピアには港がない
    ため、隣国との関係が微妙になると物資の補給が滞ることがある。通常でも店によって1〜2週
    間待って買うことがあるので、シリンダーは最低2本、できれば3本用意し、交換後すぐ補充す
    るとよい。

     

     

     

      手続きを進めるために

    エチオピアでは、公私ともに人をつかう立場となり、エチオピア人にいろいろなことを頼むことが多くなる。簡単な買い物や時間がかかる窓口での支払など、とても助かる。

    しかし、車の購入等何枚もの書類をそろえ、何人かの担当者のあいだで手続きが進められるような場合、少々体力と気力が必要にはなるができる限り自分で頑張ったほうがよい。直接担当者に会い、「アディスは大きいねー」等と軽い世間話でもし、進みぐあいをたずね、友達のように「また来るね」と笑顔で軽くプレッシャーをかける。こうでもして処理の優先順位を上げていかないと、月単位で手続きにかかる時間はのびてゆく。

     

  3. 住居に関する問い合わせ先

電気 (EELPA)

 

905

Technical Service

51‐73‐70

水道

Technical Service (Head Office)

11‐63‐34

General Information

11‐60‐45

Northern Branch

12‐98‐62

Southern Branch

16‐39‐30

Eastern Branch

18‐84‐98

Head Office

51‐05‐00

電話

※1

故障時(はじめの2桁が15,44,51)

961

故障時(はじめの2桁が18,61)

964

故障時(はじめの2桁が16,65)

965

故障時(はじめの2桁が20,71)

966

Road to Debrazeit

16‐39‐30

下水・みぞ

Addis Ababa Water Seweage Authority

63‐38‐80

※1 電話の故障の窓口は自分の電話番号のはじめの2桁でふりわけられている。

 

8)使用人

使用人を雇う時のポイント

 

給料について

 基本給に交通費が含まれているのが普通である。食費無し。ただし、新年、イースター、クリスマス
 の時に心付けをあげることもある。

 

 使用人はエチオピア時間を使っている場合が多いので、勤務時間や食事その他の時間の話をするとき
 は注意して確認すること。