考えるかめいし



14、雑感(05,04,98)


1、サラリーマン川柳を読んで。
ある生命保険会社がやっているコンクールの優秀作100のビラを面白いからと東京の
営業部の人が送ってくれた。 以下はそのいくつかについて感じたこと。

「正論を 大きな声が 曲げていく」
  それやったら、お前がもっと大きい声を出したらええやんけ!
  こんな事を書く奴に限って、自己規制してそいつが思っている「正論」なんて
  一言も言うてないんやと思う。

「目で言うな 言いたいことは 口で言え」
  相手が何を望んでいるのか、を推し量ろうとするのは必要だと思うけど、指示する方が
  そんなもんを期待してたらあかんと思う。

「いつ見ても 部長のパソコン 初期画面」
  恐ろしいことに、「情報が命」のはずの商社でも、こう言うのがまだまだ多いよう。
  パソコンなんて使えたって別に偉くはない。
  その通り! 使えて当たり前やから。
  ついこないだ来た会社の組合のビラに「組合のビラをやめて全社LANのみで見ら
  れるようにするのは組合員間の情報リテラシーを考慮するとやるべきではない」との
  趣旨の組合コメントが載っていた。
  「アホちゃう?」 組合のビラを全社LANで見られないほどの社員が居るの? 居た
  としたら、商社としてはかなりまずいんちゃう? 新聞によると、メーカーでも種々の
  社内情報をイントラネットや全社LAN以外では通知しない、ってとこがあるのに、
  「情報が命」のはずの商社でそんなこと言うててどうすんの? 

「多数決 まわり見てから 手を挙げる」
  こんな人にはなりたくない。

「手となって 足になっても 首になり」
  かわいそうに。 実際に結構いるんだろうなあ。
  俺とは無縁だと思うけど。(首になるかも知れへんけど、「手」や「足」にはなれへんから。)

「腰掛の つもりがなんと 椅子壊れ」
  これには、笑てもた。


2、3月17日付け日経の記事によると、富士通のHPには「わたしを、信じぬく」という
  メッセージがあるらしい。 (HPに行ってみたけど、さっと見ただけでは見つけられ
  なかった。)

  いい言葉だと思う。
  でも、ここまで言うには、余程自分を鍛えておかないとだめだよなあ。



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