1.外国やと何でそんなに簡単について行けるん?(23,10,97)


友人から、「怒れるかめいしのコーナーにコメントがないけど、これなら怒るやろう」と

ある話を紹介された。

その友人は甘かった。 怒るどころか、呆れた。 怒るのももったいない。


で、本題。

どんな話かというと、「ある女性が、とある国へ旅行に行きました。 そこでちょっとした

ツアーに参加しようとしていたら、見知らぬ現地人が声をかけてきて、同じようなツアー

を主催していると言ってきました。 で、参加したら、話が違ってテントで宿泊、体は

触られるわ、そのうちにのしかかられるわ。 何とか逃げ出したけど、ひどい目に遭いま

した。」

もし、こんな話を妻から「ねえねえ、友達の誰々さんねえ」とされたら、「あほちゃう?

そんなもん、ひょこひょこついていく奴が悪いんやんけ。」で終わってしまう。

怒る気にもならない。(怒るというのは結構パワーがいる。)

俺には何でそんなことができるのかが不思議。

自分ができないことをしているという意味では、尊敬する。

俺は怖くてそんな事でけへんもの。

下手をしたら、身ぐるみはがされた上で殺されるかも知れない。

何でそんな事ができるのか?

その人たちは、最後は自分の身は自分で守るしかない、とは考えたこともないんだと思う。

俺はそう思ってる。

家族も友達も大切だと思っているし、彼らは何かあったときに助けてくれるとは思って

いる。 そうでない奴らは俺は友達とは思ってないから。

でも、それでも、最後に自分を守るのは自分でしかないと思っている。

彼女たちだけでなくて、日本人全体がそうなっているんだと思う。

かなり以前からだけど、

「池で子供が溺れたのはきちんと柵を作っていなかった市が悪い」

などというボケが多い。

「アホ抜かせ、そこは危険だから行ってはいけない、という判断力をガキに付けるのが

親の役目やろう」もしくは、「すべって池にはまらんように訓練するのが親の役目、

もしくはガキが日々の遊びの中で覚えることやろう」と思う。

そして、みんな規制だらけになって行く。 

俺は自由が好き。 だから好き勝手が嫌い。 

好き勝手の度が過ぎると規制が強まって自由が無くなるから。

なんか、横道にそれた。(書いているうちに腹が立ってきた。)




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