第二回 エチオピアの食事(97年1月8日)

本日はクリスマスで休日。 しかし,日本で流感をもらってきた私は家でおとなしくして

いました。

(エチオピア暦のため、クリスマスは12月25日ではなくて、18日でした。)

まずは,届いた質問への回答から。

1)いつまで駐在しているか。(俺がいる間に遊びに来てやろうというのが真意)

  きっちりとは決まっていませんが,一応の目安は3年です。

2)ベストシーズンはいつか。

  よくわかりませんが,乾期の10ー5月でしょう。

  雨期はけっこう雨が降るらしいし,高地だけれど高緯度ではないので気温は

 年中そう変わらないですから。 

3)何日くらいあればよいか。

  観光で行くようなところがあるのかという問題が先に立ちますが、それも含めて

 宿題としましょう。

  とりあえず,アジスは2日もあれば十分だと思います。 その他にも観光すると

  すれば数カ所はあるように聞いてますが、どこも日帰りでは行けそうにないところで

  す。

4)アジスまではどうやっていくのがよいのか。

  欧州からアジスに乗り入れているのはルフトハンザとエチオピア航空のみです。ど

 ちらもフランクフルトからとなります。(これはうそです。 ETはロンドンへも行っていま

 す。 また、今はローマまでアリタリアが飛んでいます。 978月修正。)

  他には,バンコクからエチオピア航空もしくはナイロビまで何とかたどり着いて,

   ナイロビからケニア航空かエチオピア航空という手もあります。(ナイロビの方が欧州

   からの便が遥かに多い。エールフランス,アリタリア,スイス航空、サベナ、ルフト,  

   BA,KLM。)

5)物価は?

  知りません。

  安いのは確かですが、買いもんをしてないのでよくわかりません。

  これも調べます。 具体的に何の価格が知りたいか連絡いただけると助かります。

6)エチオピア時間とエチオピア歴

  ダブルスタンダードでかなり混乱するんではないかと思われた方がおられました。

  でも、私たち日本人は当然のこと,私たちが通常付き合う人たちは,大抵はヨーロッ

  パ時間とヨーロッパ歴を使用するのでまず問題ありません。(通常付き合う人たちも

   現地人同志ではエチオピア時間を使っているのかも知れません。)

  たまに、どう考えてもおかしな時間を言われることがあるので,その時には確認が必

  要と言う程度です。

  ”エチオピア時間で「午前11時に起きる」と言えば、ビジネスマンが「午前5時に起き

  る」と言うのと同じ感覚になるのでしょうか?”という質問もありました。

  これはそうでしょう。

  でも、こういった感じを抱くのはたぶんこれは地図は北が上という固定観念があるの

  と似ていると思います。

  午前11時というのは昼ご飯の前で,午前7時とか8時とかに起きるのが正しい,

  という固定観念があるからではないでしょうか。 

食事:インジェラを主食とし、ワットを副食とするのが中心です。

   インジェラはテフと言う粟科(ヒエ科と書いてある本もある)の穀物の粉末を材料に

   して作るパンです。 パンというと柔らかいのを想像するかも知れませんが、私の

   食生活の中で似たものを探すとチャパティかクレープになります。 発酵させてあ

   るので少し酸っぱいです。

   ワットはカレーと思えば問題ないでしょう。

   植物で編んだ円形のテーブル(直径4-50センチ)に新聞紙よりもう少し薄汚いイ

   ンジャラがひいてあってその上にワットが載せられてあり、手でインジャラをちぎっ

   てはワットを付けて食べます。

   こちらの人に言わせると日本人の米のようなものと言います。実際にインジャラの

   栄養価は米よりも高いそうです。

   4月に家族が来るときにはデジタルカメラを持ってくるはずですので,写真を載せ

   たいと思います。 

お酒:エチオピア産のビール、ワインがあります。

   他に蜂蜜を原料とする地酒もあります。名前は忘れましたがかなりきつく水で割る

   ことが多いようです。



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