作者の暴言

 

購入当初

「値崩れしたら買おうかな」ぐらいにしか思ってなかったのに、”初回のみ2枚組み”というのにつられて買ってしまった。ゲームの内容は漠然としか知らなかったが、「まぁ・同級生とかとあんまり変わらないんでショ?」ぐらいの気持ちでプレイしたらビックリ!なんだこのゲームは!オープニングムービーでは訳も分からずふにゃふにゃ踊ってるし。1年以上待たせて(私は待ってなかったけど)この出来かよ。あ〜あ、やっちゃったねぇ、NECイン○ーチャ○ル。泣きそうなくらいつらいよこの出来。いっしょに付いてた”セカンドウィンドウ”も、ムービーカードが無いとほとんど意味無し。しかも、「えみる」とか言う女は何なんだ〜!語尾に「りゅん」付けて喋るんじゃねえ!「えみりゅんねぇ〜」とか「うれしいりゅん!」とか言われると殴りたくなるゾ。(若菜はOK!大和撫子七変化 (T_T)ダー!)いやいやマジで。しかも、日本全国にまたがって12人も女のケツなんか追い回すんじゃね〜よ。終盤、「せつなさ」が炸裂しまくるし無言電話ラッシュになるし大変だ。歯の浮くような主人公の台詞も泣きが入る。(T_T)まぁここいら辺はしょうがないけどね。
しかし、ベストエンドは思わず
。苦労しただけに、なんか達成感さえ感じさせるエンディングだ。負けたよ、すばらしいゲームじゃないか。(自爆)

 

その後の状態 (笑)

センチメンタルグラフティ:直訳すると"感傷的な落書き"・・・たぶん。(なんだかねぇ)
一年以上前からうわさされていたアレですな。発表後、発売まで約1年半も待たせた「たわけ」ゲーム。「待たせすぎて販売本数減ったんじゃないのかなぁ」とさえ思わせるところもNEC-ICの戦略なのであろうか。

さて、肝心の内容であるが作者はまったく予備知識が無かった為「
同級生ぐらいのレベルだろう」と、とんでもない予測をしていた。しがし、世の中そんなに甘くはない。オープニングムービーから、見事に期待を外されたのは言うまでもない。まぁ私自身、OPムービーはどうでもいいけどね。
プレイ当初は良く分からないままプレイしていたが、このままでは「ベストエンド」にたどり着けないのが発覚。あ〜あ。
登場するヒロインは「口パク」・「アニメーション」などのギャルゲーの"王道"がまったく無く背景の、写真をレタッチした画像はどことなくしょぼい。ある意味これはすごいと思ってもいいだろう。その代わりと言ってはなんだが、ヒロインすべてのセリフにボイスが入っているのはグー。主人公の動機も良く分からん。「こんなやつ居るか!」と言いたくなるが、それなりにシナリオは良い。
作業も「フラグ立て」な所が多く、「同じデート」が複数発生したり、進んできたシナリオと会話が噛み合わなかったりとバラバラだったりする事もある。
しかし、そんな苦労を乗り越えて「ベストエンド」までたどり着くと"感動"すら覚えるようになる。そして、いつのまにか次のヒロインを攻略している。負けたよ、訂正しよう。すばらしいゲームだ。(^ ^)
色々な意味で語り継がれていくゲームであることは、もはや確定したであろう。(結構本気。)これもNEC-ICのシナリオであろうか。