2004.9.11〜12 土曜日・日曜日
すでに恒例、秋のぶどう狩り 2004!

すでに年中行事の一つとなっている「ぶどう狩り」今年はいろいろ大変な事があったさー。企画段階からのゴタゴタ。それから、いつも一緒に行っているゆうたパパさんの大怪我。この段階で、なつゆうさんが「このまま続行すると『何か、とても悪い事』が起きそうな気がするから、この時点で、もう中止にした方がいいのではないか?」と言ったの。たとえば、来る途中に、誰かが事故にあったりとか・・・
でも、子ども達も楽しみにしているし、やる事にしたの。

不安は的中した!なんと、我が家の梅父が8日の夜、ふとんの上で倒れてた。ぜんぜん動かなかった。腰がものすごく痛くて動けないと言う。まじで?もしかして入院かも??え゛ー、ぶどう狩り行けないかも。確定ではなかったが、もしかしたら、我が家の分の旅館の宿泊をキャンセルしてもらう事になるかもしれないので、なつゆうさんと、なっぽん姫にだけ連絡を入れた。もし入院でもしたら、のん気に「ぶどう狩りに行って来ます。」とも言えないからさ〜。まさか「何か、とても悪い事」が我が家の事だったとはっ!とびっくり・・・

しかーしっ!次の日、病院に連れて行き、本人は「よくならない」と言っているが、病院から自力で歩いて帰って来た梅父。すんごい進歩してんじゃん。これだけ歩ければ、大丈夫さ。なつゆうさんとなっぽん姫には「ぶどう狩り行けそうです。」とメールする。よかった。ぶどう狩りに行けて。これで一安心。

・・・・と思ったらっ!9月10日、ずーーーっと続いてる喉の違和感のため、病院に行った私。今日は問診と、胃カメラとCTの予約だけ。病院を出て、ケータイを見るとなつゆうさんからメールが。「泊まるはずだった旅館の当主がなくなり明日の宿泊が出来なくなった。」・・・・なにーーーーーっっっ!びっくりしたけど、笑いが出た。これだったのかー。「何か、とても悪い事」って・・・。とりあえず「旅館(当初泊まるはずだったとこ)が探してくれるの?それともなつゆうさんが探してるの?一緒に探すから、どのあたりを探せばいいか地名を教えて〜」とメールを送った。その時は、トーゼン、旅館が探してくれるのだろうと思ったし、自分のところの責任として、きっちり宿泊先は確保されるもんだと信じ込んでいました。

私はのんきにマッサージに行き、ここ数日でコリコリバリバリになった体をほぐしてもらった。「この体はひどすぎる」と言われ、全身30分の予定だったが「延長しなさい」と言われ45分やってもらった。マッサージが終わってもなつゆうさんからのメールがなかったので、女王に電話してみた。今、泊まるはずだった旅館から、以前、候補に上げていたよろずやというところに聞いてもらっているところとの事だった。もしかすると自分たちで探さないといけない事態になるかも・・・という事で、それぞれ何軒か探す事にして電話を切った。私はまだ出先だったので、akicocoさんに電話して、何軒か旅館をピックアップしていただくようお願いしてみた。akicocoさんの会社を通して宿泊を申し込むわけではないから、なんの得にもならないのに、本当に申し訳ないと思いつつ、頼み込みました。快く引き受けてくれてほんとありがとうございました。

家に帰り、パソコンの前に座り、女王と二軒の旅館のホームページを見比べながら検討しました。akicocoさんが探してくれた「はくら」と、女王が探してくれた「大陽館ヤマト屋」どっちも、私たちの条件を満たしていて、どちらに決めてもよさそう。値段が「はくら」の方が少し高かったので、女王が「私が電話してみるね」と言って電話してくれた。すると料金をまけてもらえたと言うではないかっ!女王、素晴らしいっ!「はくら」さんありがとうっ!akicocoさん、ありがとうっ!これで、明日泊まるところが確保できた。本当によかったです。

ケータイを見てみると、この日のメール、送信が45件(一斉送信もあるから実際はもっと多い)、受信が53件・・・。あ゛ー、マッサージでほぐした肩がまたバリバリだあー。


さて、当日。昨夜は疲れて何の準備もせずに寝ちゃったから、五時に起きて支度をした。ごるりんが7時ちょっと前に来てくれて、うちの近くのセブンイレブンに寄って朝ごはんを買ってから出発!すばらしい、のんびりしていても、確実に車は進む!家だけだと「眠いから一時間だけ寝ようかー?」って寝たりするからのろい〜。一宮御坂で中央に乗る前に、コンビニでトイレ休憩。ここで運転を梅吉に代わる。

すいすい進んで、待ち合わせの小布施ハイウェイ・オアシスには11時頃着いた。待ち合わせ時間は1時だよーっ。車を停めて、皆様とご挨拶。駐車場のすぐ横には、地元の農産物の直売所がありました。主婦は吸い寄せられるようにそこに行きました。・・え゛っ?私だけ?・・「試食用」のくだものがたんまりと用意されていて、自分で皮をむいて好きなだけ?食べていいの。「さんさ」とか言う聞いたことない名前のりんごがすごくおいしかった。「これ買う」と手に持ったら、梅吉が「車に戻る時に、ここ通るから、その時にしろよ」と注意される。・・はい・・そうします。

道路の上にかかる、大きな橋を渡って「ハイウェイ・オアシス」へ。ここは、高速道路のSAとは思えない、ひろーい公園みたいなのがあるの。遊ぶところもいっぱいあるんだけど、まずはご飯を食べる事にした。子ども達は遊び始めたらご飯なんて食べないからね〜。栗おこわもありました。私とさくらで「栗おこわとラーメンのセット」をわけっこして食べようと思ったの。それなのに最初自分で食べようと思ってた「山菜うどん」が頭に残ってて、「栗おこわと山菜うどんのセット」の食券買っちゃった〜!まぬけな私。さくらは山菜うどん食べないから、これじゃだめなのよ〜っ。間違えた間違えたと騒いでいたら、やさしいじゅんさんが「私、それ頼もうと思ってたの」と言ってくれて、じゅんさんに「栗おこわとラーメンのセット」を買ってもらい、交換していただきました。ありがとう、じゅんさん!(T-T)(T-T)(T-T)(T-T)(T-T)(T-T)麦は、うれしかったです。

ちゃんとご飯を食べたいい子には、ソフトクリームが待ってるよ。「栗」「巨峰」「りんご」など、珍しい味があります。もちろんバニラもあるよ。「ソフト栗ーム」すごくおいしかったです!長野だから涼しいと思っていたら、かんかんでりでものすごく暑く、子ども達は、だらだらとソフトクリームをたらしまくっていて、最後には、ソフトクリームを、親が「飲む」ような事態に〜っっっ!
一宮御坂で寄ったコンビニにはぶどうの棚があったよ。 ハイウェイ・オアシスのレストラン。広くてきれい。 こんなかわいいものが。
さて、お腹もいっぱいになったので、いよいよ公園へ。ここにはDisney・Seaのような「びしょびしょ噴水」があるの。最初、連絡の時、「なつゆうさんたちは、ハイウェイ・オアシスで遊んでいるので、一緒に遊ぶなら、水着などあるといいと思います。」とか言われたけど、水着ー?なんで?高速のSAで?しかも9月の長野じゃ寒かろう・・・という事で、水着は持たなかったの。でも、ぶどう狩りではいつも服を汚すので(1回目は臥竜公園の池でびしょびしょ、2回目は、バーベキューと遊具でどろどろ)着替えはたっぷり持って行ったんだけど。バスタオルも持って行けばよかったなあ。
ゆいちゃん、ソフトクリームがたれてます・・・ このびしょびしょ噴水に子ども達は大興奮! ゆいちゃん、転ばないようにね〜!すでにずぶ濡れ。
えーいっ!蹴ってやれ〜っっ!さくらと、ともゾウさんちのぶーちゃん。 二人ともずぶずぶです・・。 みんな揃ったので記念撮影。
全力で遊び、さっぱりと着替えた子ども達を回収し、農産物コーナーへ。私はりんごと洋梨とジャムを二つ買いました。満足〜!ぶーちゃんが「あのなー、おばちゃん、さくらちゃん、うちの車に乗ってもいい?」と聞きに来たので「いいよー、よろしくねー。」と言って、お邪魔させてもらいました。ここから一気に旅館へ。2時頃だったけど、入れてもらえてありがたかった。「はくら」は小さな旅館だったけど、リニューアルしたてとあって、すごくきれいで清潔。若女将もすごく感じのいい人だった。
二階のフロアは、全部、私たちで占領。ありがたいことだ〜。ベッド+和室の部屋と、和室の2タイプでした。「すごく広いから、今日、ここに泊まって行きなよ。」って言ったら、なつき君が「でも、夜、見回りに来たら、怒られる。」って。かわい〜。修学旅行じゃないから、見回りは来ないのよー!大丈夫、大丈夫!少し休んでから「猿がいる温泉を見に行くツアー」に行きました。
ヘブンリーブルーという、この地方の朝顔。一日中咲いてるの。 とっても広くて落ち着ける和室でした。気持ちよかった!
こんな看板が出ています。 鉄分?でお湯が赤い。だから地獄谷って言うのかな? 湯気が出てるのがわかりますか?
注意事項が書かれています。 あかちゃんの猿もけっこういます。 この子、逆光で、柔らかい毛の感じがすごくよく撮れた!
こんな近くに普通にいるの。 温泉に入っている猿。 そのカッコはやめなさい。
私はサルが大好き。なつゆうさんから「サルが入る温泉、見に行きたいですか?」とメールをもらった時、「行く行く!絶対行く!」と返信したさっ。ここの地獄谷に行くには、渋温泉あたりのひなびた温泉宿のあたりを通り過ぎて山道を登る。駐車場に着いたら、車を降りて15分くらい歩く。遠いけど、木陰は風が心地よくて、すごく気持ちいいハイキング気分だった。入園料(大人500円・子ども250円)を払って先へ進むと、小道に猿がいたーっっ!「見て見て!あそこに猿がいるーっっ!」と騒ぐと、なつゆうさんが落ち着いた声で「あのー、姐さん、あっちを見て欲しいんですけどお〜」と言うので、その指差す方を見ると、河の対岸にどっさり猿がいたー!見えるだけでも50匹はいるに違いない!すっごーい!私ねー「猿が入る温泉」って、「自然のように見せてるけど、実は5匹くらいの猿が飼育されていて、人間が来ると『客が来たぜーっ、ちょっと芝居すっか・・』って温泉に入る・・」みたいなのを想像してたのーっ。
痩せたお猿が、温泉のお湯を飲んでいた。
そしたら、ぜんぜん違ってた!ほんと見渡す限りの猿〜っっ!うんちもあちこちに落ちてるから、ちょっと臭いし、踏まないように注意が必要だけど、ほんと猿好きにはたまらない場所でした。時々、なんかお米みたいな粒をばらーっと係りの人が撒いていました。野生の猿だけど、こういう餌があるのでここに集まってるって感じなんだね、きっと。麦の家の方でも、たまに猿が出たりする。餌が山になくなると人間の住む場所に降りてくるって言うじゃない?(←ギター侍風)だから、この子達は、ここで餌をもらえるから、下には降りて行かないのかもね。雪が降ってる時に来てみたいってちょっと思った。(危ないから行けない)いやー、楽しかった〜!

旅館に戻ると、もう宴会の時間でした。並びきれないほどのお料理でした。「お猿ハイキング」でとってもお腹が空いていたので、いっぱい食べました。お肉を自分で焼くのは楽しかったし、とてもおいしかったです。さくらも「まいう〜」と言っていました。宴会の進行はともゾウさんがしてくださいました。宴会芸はごるるファミリーのマジックショー!すっごく楽しかった〜。朝、車の中で、マジックやるから手伝ってほしいって言われたの。「頭の上のコップに入ったアクエリアスが消えるマジックをやるから。」と言われ、すごーい!どうしてそんな事出来るのーっ?って思った〜!でも出来た〜!しっかし、ごる家ではどんな顔して二人で練習してるんだろう?と思ったら・・・ぷぷぷ・・・
「はくら」の入り口に、田中康夫ちゃん(県知事)と撮った写真が。 並びきれないほどのお料理がっ!どれもとってもおいしかった。 さくらがぶーちゃんにトランプの手品を披露。
次にワザを習得したぶーちゃんがみんなの前で披露。 次はさくらが、さあやちゃんの前で披露。次々と手品熱は伝染。 なっぽん姫がおばけを捕まえて、小さなおうちに閉じ込める手品。
なっぽん姫がおばけを閉じ込める手品はすごくおもしろくて不思議だった〜!宴会が終わった後、なんとなく、私たちの部屋にみんなが集まってわいわいおしゃべりタイムとなった。その時に、おばけを閉じ込める箱を貸してくれて、みんなでやってみたけど、なかなか出来なかったの。でもでも、そのうちにコツがわかった人はおばけを捕まえられるようになりました。

さんざ、しゃべって、思い切り笑って、麦は声が枯れてしまいました。なつゆうさんが帰る時間になり、玄関まで送りに行きました。もう、ものすごく遅い時間かと思ったら、まだ八時。みんなは、お風呂に入ったり、子どもを寝かしたりするために、それぞれのお部屋に戻りました。

我が家は、ちょっとぶらぶらその辺を歩いてみようと三人で表に出ました。風が涼しくて、長袖を着て行きました。なんか昭和30年代とか40年代みたいな感じで、すごくなつかしい感じだった。
なんだか懐かしい感じのラーメン屋さん。 レトロな看板 長野電鉄「湯田中駅」に行ってみました。どうよ、この看板。
駅に電車が停まってた。乗客は一人しかいなかった。 駅前に「楓の湯」という温泉がありました。 外に足湯があったので、さっそくつかりました。とってもいい気持ちでした。
このあたりは山ノ内町っていう場所らしい。 電車は、だいたい一時間に一本しかないらしい。 ドラマに出て来そうな待合室。手作りの座布団?がありました。
この看板。何年前に書かれたのかな?赤字の書体が妙に懐かしい。 この看板もたまりません。この尖がった書体とはげはげ具合。 心引かれるのれん。
新横浜の「ラーメン博物館」とか、お台場の「台場一丁目商店街」みたいな、なんていうのかな「郷愁」を感じる、そんな場所だった。駅前のタクシー乗り場も二時間ドラマに出て来そうな感じ。私たちは、すごく懐かしくて、さくらは、いつもこういうところに来ると「昔はこうだったのー?」と楽しそうに聞いて来る。「昔と今とどっちがいい?」なんて聞いたりね。

歩いていると、どっちがどこかわからなくなって来る。なぜか、方位磁石を持っている私。磁石を見てみると、思っていたのとぜんぜん違う方位だった。(道に迷ったわけじゃなくて、「こっちがきっと南」と思っていた方角が南ではなかった。)歩いているうちに「はくら」よりすごく高い場所まで上っていた。帰り道は坂道だった。(行った道を戻らず、ぐるっと一周回った感じ)旅館の前で若女将に会った。「お散歩ですか?何もなかったでしょー?」と笑顔で言われたけど「ううん、いろんなものがあった〜。すっごく楽しかったですー。」と答えた。ほんと行ってよかった〜。

10時から、ごるりんと一緒にエンタの神様を見る約束してたから、それまでにお風呂に入っちゃわないと!お風呂に行ったらじゅんさんがちょうど出るところだった。その後、さくらと私の貸切だったけど、後から親子連れが来た。温泉が大好きなさくらだけど、ここのお湯は熱くて入れなかった〜!すごく熱かったよ〜!でも私は50数えるまでつかりました。さっぱりすっきりでした。お風呂から出て「きっと、ごるりん疲れちゃって寝てるよね〜」なんて言ってたら、ちゃーんと、10時に部屋に来てくれて、我が家3人とごるりんの四人で「エンタの神様」見る事ができました。すっごくおもしろくて大笑い。番組が終わって、ごるりんは部屋に戻りました。

ここでさんざ大笑いしたし、長旅の疲れも出て、5分で夢の世界へ〜。しかし、途中で、トイレの換気扇の音が「トイレの水が流れっぱなし」の音に聞こえて、一度起きましたが・・・。さあ、明日はいよいよぶどう狩りだあー。むにゃむにゃ。
9月12日 日曜日
すがすがしい朝だあ〜。私はケータイの目覚ましで目が覚めた。でも梅吉とさくらはまだまだ爆睡。しかし、外では、みんながすでに行動している音が聞こえるぞー。私も、昨日着ていた洋服などの整理をする。そして、朝ごはんに間に合うように二人を起こす。
朝ごはんもたっぷりでした。 「はくら」の外観。 なっぽん姫と「はくら」の若女将。
食べきれないほどの朝ごはんを食べて部屋に戻ると布団が片付けられていた。(よね?)さくらは、ごる家のお部屋に遊びに行っちゃったので、私たちはとっても暇に。お部屋を片付け、支払いを済ませて、ごろごろとテレビを見て時間を過ごしました。

「はくら」を出る時、看板の前で若女将の写真を撮らせていただいた。「姫、ほら一緒に入って〜」「えっ?♪どれみ♪さんも、ほらほら。」「ほらー女王も一緒に入んなよっ!」なんて、ごちゃごちゃ言ってて、若女将も「♪どれみ♪?姫?女王?・・・何この人達?怪しいっっっ!・・・」と思ったかも〜。確かに怪しい・・・姫って?女王って?

今回「はくら」に宿泊する事ができて本当によかった。バリアフリーだし、きれいだし、お料理もよかったし、働いている人がみんないい感じだし。来年からぶどう狩りはずっとここでって決めてもいいよね?という話題も出ていました。最初「はくら」のホームページを見た時、孫をだっこしているおじいちゃんと、若女将の写真が出てて、「ここいいかも」と思いました。行ってみたら思ったとおりのあたたかいところでした。

なつゆうさんがお仕事のカッコで来て、さあ出発!今日は「ジェラートのお店」「ぶどう狩り」「おそば屋」さんに行く予定。私・なっぽん姫・女王はなつゆうさんのタクシーへ。広ーい!おしゃべりしながら車は進む。この観光タクシーさん、とってもお話がお上手で楽しかったわ。
なつゆうさん、おすすめのジェラートのお店「TWELL」へ。すっごくかわいいサンタフェ風の建物で、ジェラートはどれもすんごくおいしそう〜!だけど、私はもう一目で「生チョコ」に決めたんだ〜。それと「絞りたて牛乳」のダブル〜!おいしかった〜!姫がたいちゃんに「絞りたて牛乳にする?」って言ったら、たいちゃんが「やだーバニラがいい!」って言うので「バニラの事、英語で『絞りたて牛乳』って言うんだよ〜。」とでたらめ教えた麦であった。
サンタフェ風ジェラートのお店
「TWELL」
お店の前、小路風にガラスやらタイルがモザイクみたいに埋め込んである。かなりかわいい♪
すっごいラブリーな外の水道 店内の洗面所。明るくてステキ。 目印はこの看板よ♪
かなりおいしかった。さくらの「ライチ」もすごくおいしかった!ともゾウさんは、一番最後まで迷いに迷ってておっかしかった〜!ぶーちゃんとゆいちゃんが二人とも抹茶にしたのもびっくり。若いのに渋好みだねえ。木陰のベンチでひと時、みんなでうっとりジェラートを味わいました。
さて、その次はぶどう狩り。もう三年目だから慣れたもんだ!8房も取ったのに2000円にしてくれた〜。しかも2房もおまけしてもらっちゃった。台風で「二粒落ちちゃった」とか、そんなぶどうがいっぱいあって困るらしい。ちょうど誰かが二粒食べたみたいになっちゃって。今年の台風は意地悪なのがいっぱい来たよね。でも暑い夏だったからかな。すごく甘くておいしかったです。きれいなかごももらったし、木陰でお茶もいただいて和んでしまいました。
次は、お昼ご飯のおそば屋さんへ。大人数だったので、全員注文し、全員食べ終わるまでにすごく時間がかかりました。我が家は一番に注文させていただいてしまったのでとっても早く食べる事ができました。みなさんどうもすみません。ここのお店は、予約すると予約料金を取られるお店でした。電話で予約した時に一言もそんな事言われなかったそうで、女王がお店の人に文句?を言ってくれました。すばらしい!
お昼を食べたおそば屋さん キレイな盛り付けでした。
予約すると予約料金取られるところなんて、初めてだ〜。夜ならわからないでもないけど、昼ごはんでってちょっと珍しいよね。別にいいけどね。子どもの分はいいですから・・・って言ってくれて、「子どもは何人ですか?」って聞かれたの。そしたら女王が「9人です」って。そしたら「・・・あっ、そうじゃなくて、お宅のお子さんは?」と聞きなおされました。うふふ、女王が9人産んでたらすごいぞーっ!

お昼ごはんも済んで、ドジ子さんちはここでお帰りになりました。さあやちゃんも楽しそうでよかったです。みんなと別れた後、疲れちゃったかなー?とかちょっと心配だったけど。さくらも「ちゃお」好きなお姉さんと話が出来てすごく喜んでいました。さあやちゃん、疲れなかったかな?って心配してたらパパさんがあまり調子よくなかったんですってね。ドジ子さんがよく「こういうオフみたいなの、パパさんはあまり好きじゃない」って言ってたのににこにことお話してくださったので「よかったー大丈夫そうでー」なんて単純に思ってたのですが〜。パパさん、みんなに付き合ってくれてありがとー!お大事に〜。
みんなで臥竜公園に行きました。 竜の形の水道? 楽しかったね〜!また来年も?
まだ少し時間も早いので、一番最初のぶどう狩りの時に行った「臥竜公園」に行きました。前に行った時、木陰があって涼しかった記憶があったんだけど、今年は暑かった〜。最初の時は曇ってたから涼しかったんだという事を思い出しました。おだんごを買って、みんなで食べました。子どもたちは、池の鯉や、亀に餌をあげて大興奮。シャボン玉もやりました。

帰りは、まず梅吉の運転でスタート!MPVが先頭で、ともゾウさんち、じゅんさんち・・と三台で高速の入り口に向いました。高速に入りしばらくすると、梅吉が「この速度だと眠くなっちゃうから飛ばすから。」と言い、一気にスピードを上げました。まあ確かに、ごるりんも姫も眠っていて車内のムードも「まったりめ」だったからね。私は一番後ろに座ってたから話し相手にもなれず。何度も言いますが、梅吉が運転している時は、私は絶対に寝ないからね。でも、運転席と一番後ろ・・と離れていたら、起きていても役に立たないけど〜。諏訪湖ICまで一気に行きました。ひつじさん、じゅんさんには「ゆっくり走ってると眠くなっちゃうという事で、スピードをあげます。危ないから真似しちゃだめよ!安全運転でね。」とメールを送りました。諏訪湖で休憩。お店を見ているとじゅんさん一家が来ました。パパさんと、タク君はSAの温泉に入りに行ったそうです。我が家だけだったら入っちゃったと思う〜。そして一時間のお昼寝。でも、今日は、ごる家と一緒だから寄らない〜。今度はごるりんの運転で、スタート。梅吉と私が参列目に。二人ともぐっすり寝てしまいました。いいなあ、交代がいると、寝ている間にも確実に車は進む〜!河口湖あたりのファミレスで夕飯を食べました。8時半ころだっけな?無事に家に着きました。

いろいろとあったぶどう狩り無事に終わる事ができてよかったです。みなさん、ありがとう〜!

・・・・・・・と思ったら、その後、いろいろあったんです。

なつゆうさんが、県の消費者センターに、今回の宿泊キャンセルの件を問い合わせたところ「損害賠償が取れるケースです。」と言われたそうなので「通信費程度の賠償金と、みんなの家にりんごを送って欲しい」という要望書を出してくれました。そしたら、その旅館は腕利きの弁護士を雇って「葬式の最中に余計な心配をかけられた。精神的苦痛に対して、損害賠償を請求する」と言ってきた。信じられる?それがサービス業の人が取る態度かね?ほんとびっくりしました。自分の身を守る事しか考えてないじゃん。しかもなつゆうさんの名前が渋・湯田中温泉あたりでクレーマーとして有名になっちやってるって言うの。「そのあたりの温泉には二度と泊まれないかも。」って。

我が家でも梅吉と「2チャンネル書いてやる!」「ふざけてる」「まじかよ」とか怒りまくりました。ネットに真実を書き込んでつぶしてやるとか、ほんと腹立ちまくりだったんですが、たとえ、正しい事でも、そんなやり方は卑怯だと思ったし、なつゆうさんの仕事柄「あいつの会社は使わない」なんて事になったりして、迷惑がかかるといけないし、「田中康夫ちゃんにメールを書こう」という結論になりました。

そんな腹立たしい気持ちを、ある未公開の友達のサイトに書き込んだのです。そしたら、分別ある友人(消費生活アドバイザーなど多数資格あり)に「いつも冷静な麦さんらしくない。『とても楽しみにしていた』という気持ちもよくわかるけど、人が死んだという事実、それから田舎におけるお葬式の持つ重要な意味を考えると旅館側に分があるように思う。」と言われたのです。私は、自分達は絶対に間違っていないと思った(別に「葬式してても絶対に泊めろ!」などと言った覚えもないし、急にキャンセルされて途方にくれたし)けど、まったくの第三者(かなり冷静な)から見ると「旅館に分がある」とは・・・本当にびっくりした。そこで、目からウロコといいますか、私も梅吉もなつゆうさんも女王も「当事者」であるので、他が見えなくなっているようなところがあったわけ。でも、その友達の言葉で、「離れたところから見ると、そうなのかな?」って。ちょっと冷静になれました。

でも、その旅館の態度は、絶対に私としては許せない。でも、私たちがあの旅館に「それは間違ってるよ。」と教えたところで、絶対になおらないと思った。それでなおるような体質だったら、私たちがここまで腹を立てる対応などするはずがないからだ。なので「もうやめよう」となつゆうさんに電話をしました。本当に「職業ゆえの迷惑」をなつゆうさんにかけるわけには行かなかったし、お休みの日をつぶして「市の無料法律相談」に出向いてくれたりして、時間的にも、すでに迷惑かけっぱなしだし。気分的にも、向こうから何か言われるたびにカッカしたり、落ち込んだり、眠れなくなったり・・・。本当に申し訳ないと思ったの。近ければ、一緒に行ってどうにかする事もできるけど、一緒に行く事もできないし。「もう放っておこう。なつゆうさん達が、いろんな事を犠牲にして、いやな気持ちになって、わざわざ教えてあげる必要ないよ。あの旅館はあのままで一生やらせておけばいいよ。」と投げやりな私に、女王となつゆうさんは「要望書はもう出したから、それに対してなんて言ってくるかを待つ事にするよ。」と穏やかな返事。すばらしい。神様のような人たちだ〜。

そしたら、先日、要求をすべてのんで、和解の申し入れが来たそうです。その後、まんじゅうを持って、なつゆう家に旅館の跡継ぎ(現・当主という事でしょう)が来たらしいのですが、その時に、なつゆうさんが「もし、私たちが来年、お宅に泊まると言ったら、快く泊めてくれるのですか?」と聞いたところ「いやー、今は、まだ、わだかまりがあるのでお返事はできません。でも、3ヶ月、半年経てば大丈夫かもしれません。」と言ったそう。思わずそれを聞いて笑いました。まあ正直でいいかなとも思うけど、なつゆうさんの質問に「喜んで!」と答えられるような旅館だったら、最初から、こんな、しちめんどくさい事態ならずに、すべてスムースに事が運んだのだと思わず納得しました。なつゆうさん曰く「聞いてみただけで、絶対に、二度と泊まりゃーしないけどさー。」まったくだ。私だって死んだって泊まらないぜっ。

自分も22年銀行の仕事をやって来て、お客様にはその場で満足して帰ってもらわないと、怒ってしまった人を、後から満足させるには、何倍、何十倍もの労力を必要とする事は身を持って経験して来たの。だから、たとえ、電話を切ってから「お客だと思って偉そうにするなっ!」と悪態をついたとしても、電話が繋がっている間は「申し訳ございません。すぐにこちらで対処します。」と言う態度を示さないといけないわけです。なつゆうさんの話だと、あのあたりの温泉地帯は、ずーっと昔からの人ばかりで「楽天」や「ライブドア」みたいな新勢力が入って来ないから、「昔からこうだった。」というやり方がまかり通ってしまうとの事。

私も本当は旅館の実名を思いっきり出して、いろんなところに書きまくりたい気持ちですが、前出の、分別ある友人に「こっちにその気はなくても、相手から『営業妨害だ』と言われれば、それで訴えられることもあるから細心の注意が必要。」と教わったので、大人の私は書きませんが。

ちなみに、ゆうたパパさんのお怪我の後、電話でなつゆうさんと話していた時に「今、この時点でぶどう狩りを中止した方がよくないか。」というなつゆうさんは、その時の理由として「直前に何かあって、キャンセルしたら旅館に申し訳ないからさ。」と言うのです。私が「えっ?でも、キャンセル料取られるのって3日前とかそのくらいからじゃなかったっけ?」と、のほほんと言うと、なつゆうさんは「確かにそれはそうなんだけど、小さい旅館だから、突然7部屋(当初7家族泊まるはずだった)もキャンセルになったら申し訳ないじゃん。」と言うの。聞いたか?○○○旅館!7月の時点からなつゆうさんは、旅館の事を考えていたんだぞっ。もうちょっと、よく経営方針について会議を開いて見直しをはかってくれっ。

ぜいぜいはあはあ・・・こんな事があったのでした。後日談として・・・。長文失礼いたしました〜。