正中離開と矮小歯のレジンラミネート処理


正中離開

 私自身、正中離開でずいぶん悩んでいました。
審美補綴といえ健全なエナメル質を削ることには抵抗があり、硬質レジンで接着処理して正中離開を補綴しました。
筆者の歯初公開。

かなり広い正中離開でした。接着8年経過後の状態です。
左右のレジンは一度に接着するのは難しいので、片方づつ接着します。

*注意*
コンタクトはかなりゆるくした方が操作が楽です。きついと、もう片方を着けるときにきつくて位置がずれやすくなります。100ミクロンが楽々入るぐらい
 1992年デンタカラーで制作して、1999年右の接着がはずれ片方だけ再製作しています。粘膜にレジンが接触しないようにしているため、鼓形空隙が目立ちますが、本人はずいぶん満足しています。
 私自身のケースは、印象から接着完成まで鏡を見ながらすべて1人でやりました。
 現在、医院でも100ケース近く行っています。


上顎左右側切歯(矮小歯)と正中離開

 24才女性
 上顎左右側切歯(矮小歯)と正中離開のため歯と歯の間があいて気になるとのことでした
写真は1週間後のものです(右の2番の切縁がかけてしまいました)
 側切歯のマージンは縁上ですがレジンが薄く接着後に移行的に研磨すれば審美的には問題ありません。


制作方法

 右側1.2 左側1の近心部の間隙をレジンインレーで回復します。
 印象後の作業模型です。
 分割模型を制作して、石膏面には分離剤を塗らないで直接レジンを築盛します。
 切縁観
 研磨完成
 完成後はレジンをはずさず、石膏をノコでカットします。
 メルトなど石膏溶解剤でとかします。
 完成
接着面はスコープ下で軽く削っておいたほうがいいでしょう。
 右側1.2 左側1 の両近心部分に接着します
歯面をエッチングしてスーパーボンドで接着しました
 装着完成
粘膜にレジンが接触しないようにしているため左側の歯頚部のくびれがが気になりますが、ポーセレンで回復すれば縁下まで入れることができるでしょう。

技工室

INDEXへ