一応今後のバージョンアップではDxlの新しいインターフェイス2.0の対応、および小片/アイコン整列拡張DLLのインターフェイスをバージョンアップを計画しています。
Kashさんのご協力により、覚え書のメイリングリスト(以下、ML)が始まりました。
このMLでは、「覚え書の今後について」や「追加ライブラリ(cel,dxl)」といった話から「使い方等についての情報交換」さらには「覚え書ユーティリティ」など、多岐に渡る話がされると思います。
覚え書は、「付箋ソフト」というジャンルに分類される小さな小さなソフトです。それでも私は、その企画の立案やレビュー等を、皆さんといっしょに行えたら「どんなに楽しいだろう」と思っています。
そのため、「プログラムが組めないから」とか「意見ないから」などは気にせず、覚え書にちょっとでも興味がある方は参加して頂けると嬉しいです。
私が始めて「フリーソフト」という言葉を知ったのは、2台構成の5'FDDでカッチャン・カッチャンとコンパイルしていた頃のことです。
この時使用していたコンパイラは、初めて買ったMS-C5.1で\72,000-もしたっけ。
これはMS-C6.0→MS-C/C++7.0→MS-VC/C++1.0→MS-VC/C++2.0→MS-VC/C++4.0→MS-VC/C++4.2→MS-VC/C++5.0→MS-VC/C++6.0と順調にバージョンアップして現在に至ってるけど。今考えると、この5.1まではFDだけで使用できたンだよね。当然OSと一緒に……
当時はネットワークと無縁なコンピュータ環境で、ネットワーク上からソフトを入手できることすら知りません。そのような環境でフリーソフトを知るきっかけとなったのは、月刊ASCIIの付録5'FDである「お楽しみディスク」によってででした。
この、時々付いてくる「お楽しみディスク」は本当に“楽しみ”でした。
このお楽しみディスクによってもたらされた、“FD(出射厚氏によるフリーソフトウェア)”や“Lharc(吉崎栄泰氏によるフリーソフトウェア)”さらに“HSB(森河正男氏によるフリーソフトウェア)”といったツールによって、「コンピュータ環境ってこんなにも楽しいものになるんだぁ」と感動したことを今も覚えています。
前バージョンのヘルプでも書いていますが、故ケネディ大統領が就任演説中で説いている「国家が何をしてくれるのかではなく、国家のために何ができるのかを問うて欲しい」との言葉よろしく、“私がコンピュータの世界に何かできないかな?”という『情けは人の為ならず』を考えて覚え書はフリーソフトにしました。
覚え書を使って『コンピュータが便利になった』って思ってもらえたり、覚え書の通信機能によって『コンピュータが繋がると便利に使えるンだぁ』って感じてもらえたりしちゃったりしたら、とっても嬉しいコトです。
!ゼヒ使ッテ下サイ!