覚え書FAQ

覚え書を使用する上で知っていると得な事、
よくある質問とその答え、等を掲載します。

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#13
About表示でリソースが表示されない(Win95)
ヘルプに「使い方」→「メインメニュー(タスクトレイメニュー)」→「覚え書について」に

Windows95の場合、Aboutダイアログ内でリソースの使用状態を確認できます。
この機能はWindows95に付属する「システムリソースモニタ」をインストールしていなければ使用できません。

と書かれていますが、覚え書のAboutではWin95の「システムリソースモニタ」が使用する、RSRC32.DLLというDLLを使用しています。
このDLLがインストールされていない場合は正しく表示されません。

ちなみに、この機能はNTでは動作しません。

#12
スプラッシュウィンドウを表示させないで起動
 起動時に表示される「おぼえがき」という白(1.43以前は黒)いウィンドウを表示させないで起動するには、起動オプションに「/nl」を指定します。
 以下に、スタートアップに登録されているショートカットキーでの指定のしかたを記します。
  1. タスクバーの「スタート」ボタンをクリック。
    メニューから「開く」を選択。

  2. メニューがウィンドウで表示されるので、「スタートアップ(半角)」まで、開いて行きます。

  3. 覚え書アイコンを、「Alt(PC-9801はGrap)」を押しながらダブルクリック。

  4. 「リンク先」という項目が、
    「"C:\Program Files\OboeGaki\Oboe.exe"」となっているので
    「"C:\Program Files\OboeGaki\Oboe.exe" /nl」と変更します。
    この時のパスは使用している環境が異なります。

  5. 変更したら「OK」を押して終了。
    「スタートアップ(半角)」のウィンドウを「Shift」を押しながら、「×」クリック!

 次回起動時から、スプラッシュが表示されないで起動します。

#11
DLL使用版が起動しない?!
 DLL使用版は、mfc42.dll/msvcrt.dllを利用しますが、このDLLが古い場合、エラーを示すメッセージボックスが表示されます。

 

#10
タスクトレイのチップヘルプ
 覚え書を起動するとタスクトレイにアイコンが表示されますが、ここにマウスを置いた時に表示される「覚え書:10」など表示される数値は、

 「表示/非表示に関わらず、使用中の小片の個数」

 を示しています。

#9
新「SetReg.exe」について
 新規の「SetReg.exe」で設定項目【送信元の署名】と言うのがあります。
 この項目はネットワーク機能を使用している時のみ有効となり、この項目を変更することで、小片の送信時に任意の署名を付加できます。
 以前のバージョンでは「From : USER in MACHINE」という形式で表示していたものを、任意に変更(例:T.Chibaからのメモ)することができます。

 何も入力されていない場合は、以前のバージョン同様の署名が付加されます。

#8
ブロードキャストマスクとは…重要:通信機能使用時
 覚え書の送信機能では、送信可能クライアントを互いに認識し合う事ができます。つまり、現在ネットワークに接続しているマシーンで「覚え書」起動されているのはどれか?と言う事を、互いに認識し合う事ができます。
 これは、覚え書の起動時に「エントリー・スタート・コード」を各マシンで起動されている覚え書に通知し、すで来起動している「覚え書」が「エントリー・アンサー・コード」を返送する事によって可能となります。
 

 この、「エントリー・スタート・コード」は起動時に、ネットワーク上の全てのマシンに送信します。この送信で使用するのが「ブロードキャストマスク」です。この「ブロードキャストマスク」の設定を誤ると、送信ダイアログの「送信先アドレス」のドロップダウンコンボボックスが空欄と言う事になります。正常に設定されていれば、図の様に現在ネットワーク上の「覚え書」の起動されているマシンが表示されるはずです。
 この例で表示されているエントリーの見方は、「マシン名称(使用中のユーザーID:IPアドレス)」となっています。図の例は、作成したサンプルなので、ユーザー名称が一緒です。また、IPアドレスはモザイクを掛けました。

 ブロードキャストマスクの正しい設定方法は、サブネットマスクとは異なります

 通常、12.34.56.79〜12.34.56.88というネットワーク環境が有った場合、サブネットマスクは「255.255.255.0」と設定するのが普通ですが、ブロードキャストマスクは「12.34.56.255」に設定します。
 上記の事が?の方の場合、とありえず「255.255.255.255」と設定しておけば有効です。また、お使いのネットワークの「ネットワーク管理者」に相談して下さい。

 私宛にe-mailを送ってもらえれば、相談に応じます。

#7
添付の「SetReg.exe」とは…
 ダウンロードした圧縮ファイルを解凍すると「SetReg.exe」という実行体が添付されている事が分かります。
 このプログラムは、通常設定できない初期化情報を編集するのに使用します。現在のバージョン「1.20」では、以下の内容を編集できます。
  • データファイルのフォルダ/ファイル名称の変更
     詳細は、このページの「#4」を見て下さい。

  • ネットワーク機能の有効/無効設定
  • ネットワーク機能で使用するTCP/IPポート番号
     ネットワーク機能を使用する時は、これらの設定を行なう必要があります。
     デフォルトでは「ネットワーク機能を使用しない」設定になっています。
  • ブロードキャストマスク
     この設定は、#8「ブロードキャストマスクとは…」を見て下さい。

 「SetReg.exe」を実行する場合は、「覚え書」を終了しておく必要があります。
#6
パスワードを忘却してしまった場合
 現在のバージョンではファイルの内容を暗号化する事はしていません。
そこまで情報を守る必要がある環境での利用を想定していないためです。

 そのため、ファイルを解析すれば、内容もパスワードも知る事ができます。
 どうしても解らない場合、e-mailに「*.mrm」ファイルを添付して送ってもらえれば、こちらで解析を代行します。だたし、ユーザー登録して頂いている方に限ります。

 「覚え書」のサポートするパスワード機能は、上記の内容ほどしかサポートしていないことを注意して下さい。

#5
ショートカットキー、その2
 各小片に対しショートカットで操作を行うことができます。
 以下に、「Version1.20」以降で追加されたショートカットを示します。
  • Ctrl+P : 対象となる小片のアイコン化/復元
     このショートカットを使用するためには、対象となる小片をクリックし、アクティブ化しておく必要が有ります。

  • Ctrl+M : 全ての小片を最小化
  • Shift+Ctrl+M : 全ての小片を復元
     このショートカットは、どれかの小片がアクティブになっている必要があります。

  • Ctrl+T : 現在時間の挿入
  • Ctrl+D : 現在日付の挿入
     このショートカットは、小片の編集ダイアログボックスで使用できます。

 また、Ctrl+Nで新規作成を行なった場合、アクティブだった小片の「背景色/文字色/フォント」を継承する様になりました。系統分けする時に便利だと思います。
#4
覚え書のフォルダを移動
 覚え書は一番最初に実行されたフォルダにデータを格納する仕様になっています。そのため、ただ移動するだけでは正常に動作しません。
 以下に対策を記します。
  1. 覚え書の全ファイルを任意のフォルダに移動します。
    例えば:\Program Files\OboeGakit\ などです。

  2. SetReg.exeプログラムを実行し、「データ保存ファイル」に1に移動した
    「CybPostIt.mrm」or「OboeGaki.mrm」を指定しOKを押します。
 これで、次回の起動時から指定のファイルをデータファイルとして使用します。
 上記の作業は覚え書を終了してから行って下さい。
#3
アンインストール
 インストーラを使用しなかった場合、アンインストールは以下の方法で行って下さい。
  1. 覚え書を終了させる
  2. 覚え書をインストールしたフォルダを削除する
  3. HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Sayoka Brand以下のキーを削除する
 この「レジストリ」を変更する際は、あくまで「個人の責任の下で」行ってください。
#2
ショートカットキー
 各小片に対しショートカットで操作を行うことができます。
 以下にそのショートカットを示します。
  • Ctrl+E : 対象となる小片の編集
  • Ctrl+C : 対象となる小片の内容コピー
  • Ctrl+V : 対象となる小片へ内容の追加挿入
  • Shift+Ctrl+V : 対象となる小片の関連ファイル貼り付け
  • Del : 対象となる小片の削除
  • Ctrl+N : 新規作成
  • Ctrl+L : 小片リスト表示
  • Ctrl+A : すべての表示
  • Ctrl+S : 現在のデータを保存
 これらのショートカットを使用するためには、対象となる小片をクリックする必要が有ります。
#1
マルチユーザーでの使用
 現行の「覚え書」ではマルチユーザーに正式に対応しているわけでは有りませんが、レジストリを操作するとマルチユーザーで使用することが可能です。
 レジストリ情報のファイル名をユーザー毎に変更する方法です。
 インストールしたIDと異なったIDでログインして「覚え書」を起動すると、デフォルトの情報を起動したIDのレジストリに記録します。
 この後、「覚え書」を終了して以下のレジストリを変更して下さい。
 HKEY_CURRENT_USER
  +SOFTWARE
   +Sayoka Brand
    +OboeGaki
     +DataFile
      +FilePath=フォルダとファイル名
 この「フォルダとファイル名」を各ユーザー毎の環境で変更して下さい。ファイル名を変更すると、次回の起動からデータファイルに指定したファイルを使用します。
 なお、この設定はSetReg.exeで設定できます。

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