InitializeChip

戻り値

処理が正常に終了した場合には、FALSE(0)を返します。
それ以外の場合には、TRUE(!0)を返します。

引数

pdwDxlWordは、小片がプラグイン用に記憶するデータです。

hWndは、プラグインを利用する小片のウィンドウハンドルです。

pstDxlIfDataは、プラグインを利用する小片に設定されているデータです。
DXLIFDATA構造体に付いては、こちらを参照して下さい。

解説

このAPIは、小片がプラグインを利用する際に、プラグインを初期化する目的で呼び出されます。
呼びされるタイミングは、「プラグインを利用する小片が作成された」ときと「既存の小片が内容編集でプラグインを利用するように設定されたとき」に呼び出されます。

備考

pdwDxlWordは、プラグインを利用している小片によって、プラグインを利用している間保持されつづけます。そのため、プラグインが利用する固有のデータをここに保存しておくことができます。
なお、この値は、DrawExSpecification／DrawExAbout／EditHelperを除く、全ての関数で呼び出しの際にパラメータとして渡されます。

既にプラグインを利用している小片を、内容編集で別なプラグインを利用するように指定された場合、先に使用していたプラグインの終了処理を行ってから、新たなプラグインの初期化が行われます。

参照

UnInitializeChip