磐梯山(1819m)


Part 2


火口壁上部からの素晴らしいショット(って自分で言うかよ〜)3連発!クリックで拡大します。

稜線から見下ろすと
一層すさまじい。
櫛ヶ峰方面を振り返る。
右側が沼ノ平。
お花畑と天狗岩。
この展開はまるで北ア。



素晴らしいアルペンロードとお花畑をのんびり歩く。まさか磐梯山がここまで素晴らしいとは正直期待してなかった。大変失礼致しました、ははあ〜!という気分。疲れも一気に吹っ飛び、改めて山頂を目指す。黄金清水を過ぎてしばし登ると弘法清水に到着だ。

黄金清水 弘法清水。山頂に近いのに水
が沸いているのは不思議



弘法清水で一息入れ、ザックをデポして頂上往復に出発。急登20分で頂上到着!またまたまた百名山げっと〜!
頂上からはやや霞んではいるけれども
360度文句のつけようがない展望!猪苗代湖はもちろん、裏の桧原湖方面、吾妻山、安達太良山、そして遠く飯豊連峰がまだたっぷり雪を抱いて誇らしげにそびえている。特に裏磐梯方面は1888年(明治21年)の大噴火によって沢などが堰き止められ、その結果桧原湖や秋元湖、五色沼などが誕生した様子が納得できる。500余名が風光明媚な観光地の下に埋もれている。思わず合掌。


山頂の祠と猪苗代湖 桧原湖・秋元湖方面。


山頂には平日にもかかわらず10人以上の人。さすがに会津のシンボルの山。いつものように撮影係をたくさん頼まれる。15分ほど滞在し、弘法清水に戻る。おにぎりを食べていると、にぎやかな声が聞こえてくる。まずは小学生の団体、続いて高校生、そして最後に中学生が次々に弘法清水に到着。そして山頂目指して登っていく。頂上の様子を想像するとぞっとする。
帰路は旧中ノ湯温泉経由、銅沼へと抜けたが、こちらはほとんど展望が利かず、全くつまらない。
磐梯山へは標高差が少ないゴールドラインの八方台から入山する人が多いというが、樹林帯の中の単調な登りで全く味気ないと思われる。何回も繰り返すようだが、この山を本当に堪能したいのであれば、RIKIがたどった本ルートを強くオススメする。


銅沼(あかぬま)にて。爆裂火口と
神秘的な沼の景色の調和が見事。



おわり


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