金峰山
(2599m)








「頂上に着いたのは十二時半だった。
 空は完全に晴れて、四周の眺めに私は狂喜した。」
(深田久弥)






日程・コース


    





2008年
10月25日(土)
電車で塩山駅 →(タクシー) → 大弛峠 10:15 → 11:00 朝日岳
→ 12:00
金峰山 13:00 → (往路を戻る) → 大弛峠
 (その後、タクシーで「ほったらかし温泉」経由、塩山駅に戻る

累積標高 登り 350m、 下り 130m (片道あたり) 


山行記




◆百名山ピークハントである。(最近ひらきなおっている)
  金峰山は山梨と長野の県境にある、秩父山地の雄である。この名峰に、おーちゃんと
  会社のK隊員と共に登る。

◆山の仲間うちでは、金峰山は長野側の廻目平あるいは瑞牆山(みずがきやま)方面か
  ら苦労して 登ってくるべきであり、決して大弛峠から尾根伝いに楽して登頂してはなら
  な い、とされている。だって、大弛峠は日本一の車道峠で標高は2360mもある。
  金峰山との標高差はたった240mしかない。
  が、何ら迷うことなくこの安直コースを選ぶ軟弱3名組であった。´▽`
タクシーで着いた先は標高2360m ´▽`
楽勝コースなのに偉そうである。



◆しかも塩山駅から峠まで、タクシー! あ〜なんという大名登山。´▽` 



◆あまり歩かないうちに、頂上にある金峰山の象徴である五丈岩がもう見えてくる(笑)
  下界の天気は曇っていたが、尾根上は雲の上だった。




落ち葉とコケむした木の根のコントラストが美しく、
思わず目を惹かれる。




◆このコースは終始ゆるやかな尾根歩きだが、途中朝日岳のあたりは、
  そこそこの斜面を登り下りすることになる。ファミリー登山にはうってつ
  けのコースだ。

◆朝日岳あたりからは、南アルプスを背景として、五丈岩が凛とした姿を
  見せる。
甲斐駒ケ岳(南アルプス)と五丈岩




◆朝日岳を下り、鉄山方面に緩やかに登り返すと、森林限界も
  超えて、展望がよくなる。近くに瑞牆山(みずがきやま)のユニーク
  な姿が見えてきた。
意味不明な二人 瑞牆山(みずがきやま)。
岩がニュキニョキ生えているかのようだ。





◆やがて右の写真の岩の隙間をくぐると、そこが頂上であった。
  2008年10月25日 12:00 金峰山(2599m) 登頂
岩の隙間から頂上が見える 記念撮影






こちらは小川山。
岩場はフリークライミングのメッカ




◆お決まりの記念撮影の後は、五丈岩探索だ。


◆最高点から少し下がったところに五丈岩がでーんとしている。
  「おー、これが五丈岩かあ」。写真でしか見たことがなかった
  ので感慨深いのである。想像以上に大きく立派で、その姿は
  まさに金峰山の象徴、主であった。





五丈岩によじ登った人。
登るのは簡単。でも下るのは??





◆メシを食べ、1時間ほど過ごした後、頂上をあとにする。
  気がつけば、雲の上に富士山が顔を出していた。



◆大弛峠に戻ったら、行きに乗ったタクシーの運ちゃんが来ていた。聞けば、ずっと待っててくれたという。われら、すっかりいいお客さん ´▽`
  じゃあ、ついでにということで、ほったらかし温泉に行ってもらい。そこでも湯上りまで待ってもらった。日も暮れてきたので、塩山の駅前の
  居酒屋でたらふく飲んで食べ、ホームまでヘロヘロ歩き、電車の中では意識不明の帰還となった。



おわり



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