比良 シャワークライミング

お手軽沢登り



近くの旅行会社のおーさんからのお誘い。「モンベルのツアーで沢登りやりません?」 なぜかこの人、最近燃えているのである。
最初は7月22日の予定であったが、それまで続いた今年の梅雨の大雨のせいで沢がシャレにならない危険な状況となり中止。日程を変えて8月19日に沢登り初体験となった。

<日時>     2006年8月19日(土)
<アプローチ> 大阪から新快速で堅田。そこからタクシーで坊村。(帰りはバス)

<コース>    明王谷(というそうだ)を3時間ほど遡行。
<メンバー>   おーさん、アイさん


今年の夏は梅雨明け以降連日猛暑であったが、なぜかこの日はやや涼しめ。全身ズブ濡れになるのにはやや不安あり。
ま、でも水の中に入ってしまえば、なかなか楽しいものである。今回は8月5日の「六甲地獄の行軍」に同行した近くのひこうき会社のアイさんも参加となった。9:20頃に坊村に着き、モンベルのスタッフから注意事項やお互いの自己紹介をし合ったあと、出発。林道を30分ほど登ると取り付き点である。。



      集合場所             取り付き点               渡渉開始



恐る恐る足を沢に入れる。冷たい! モンベルのスタッフは「もっと冷たいかと思ったけどそうでもないですね♪」と満面の笑顔。
なるほど、慣れれば冷たくなくなる。今回の参加者は15名ほど。みな隊列になって進んでいく。。
今回はザイルやハーネスは必要がない「初心者コース」ではあるが、次々と現れる滝のぼりには苦戦。水の力は想像以上に強く、高さ1mほどの段差がなかなか這い上がれない。ものすごい力で水流が前面から身体を押してくる。耐え切れずに後ろ向きに滑落者続出の場所も。。。




 緊張感?                水流に苦戦する女性          滝つぼを流されて。。。


途中で昼食休憩(暖かい飲み物がありがたい!)をはさんで14時まで遡行は続く。楽しい雰囲気は写真で十分わかると思う。



遡行終了後は林道を下山。あれほど苦戦した沢をものの数十分で下る。
バスで堅田に戻り、雄琴の温泉(勘違いせぬように)で身体を温め、せっせと電車で大阪に戻り、阿倍野にある居酒屋の名店「明治屋」で本日のフィナーレを飾るお気楽ハッピーな3人組であった。


それにしても、斯様なずぶぬれの状況で、何枚も写真を撮った自分に我ながら感心した。

おわり


    |単独登山へ遊びの記録へ