2003 Aug. 30 六甲山 芦屋・六甲最高峰・有馬コース 登山



六甲ぉ〜おろしにぃ〜颯爽とぉぉ〜♪
(途中略)
はんしぃ〜んタイガぁ〜ス!♪
フレ!フレフレフレぇ〜!♪

阪神地区のこの国歌にも出てくる、この地域を象徴する山が六甲山。
ちなみに今年この地域にもいる一部Gファンは(私ではない)、まるで隠れ
キリシタンのように日々過ごしているのだ(そんなことはどうでも良いが。。)

この地域に住むのであれば、必ずご挨拶がてら登らなければバチが
当たると言う。という訳で、転勤以来これまであれこれ道草を食ってし
まったが、ようやくこの名山に登ることとなった。
やっとマジな登山をした。



←マップ



2003年8月30日(土)

コース:
阪急・芦屋川駅⇒高座の滝⇒(ロックガーデン)⇒
風吹岩⇒雨ヶ峠⇒本庄橋⇒一軒茶屋⇒六甲最高峰
⇒(魚屋道)⇒有馬温泉⇒(バス)⇒阪急・宝塚駅
休憩含めて6時間くらい

標高差:約900m

温泉:有馬温泉・金の湯(極楽ぅ〜)



名山?六甲山は俗化されこそすれ、海側からの登行標高差ほぼ900m、大都市近郊の山とは思えない尾根や谷の数、岩稜の尾根歩きや熟練者向きの本格的な沢の存在、等々大都市近郊の山としては関東ではあまり例がない稀有な存在である。
RIKIも神戸・三宮から見上げた急峻な尾根や、仕事で過去何回か訪れた際に深く切れ込んだ谷を見て、まちがいなく名山であると確信していた。ちなみに日本300名山に挙げられている。

今回のコースの標高差900m(累積標高差は1010m)は一般登山ではハードな部類。
参考までに「魔の山」谷川岳⇒約700m(天神尾根コース)、「九州最高峰」の宮之浦岳(屋久島)⇒約600m(淀川コース)、会津磐梯山⇒約900m(裏磐梯コース)であり、これらの名山の登行標高差と遜色ない。



登山口の「阪急・芦屋川駅」まではRIKIのすみかから電車で15分ほど。とっても素敵なアプローチ!
阪急電車はけっこう山の手を走っているのだが、この駅の標高30mにちょっとガックリ。
芦屋川駅(標高30m) 芦屋川沿いの道標



ということで、ほぼ六甲山の標高(931m)どおりの高さを登ることとなる。(涙)


高級住宅街をテクテク歩く。芦屋川
がとてもきれい。とても街の中の川
とは思えない。20分も歩くと「え?
うそぉ〜」という感じでもう完全に山
の雰囲気になる。30分ほどで高座
の滝に到着。信じられんな〜
高級住宅街を抜けるともうこんな 高座の滝、手前にある茶屋の雰囲気がグッド



ここからいよいよ本日の核心部「ロックガーデン」。わが国の近代アルピニズム発祥の地。
ロックガーデン。風化した花崗岩の岩稜地帯を登る。


ロックガーデンには上級者向けの「地獄谷コース」がある。滝越え、巨岩越えの面白いコースらしい。
今回は下調べが不十分だったのでパスしたが(こわいし〜)、次回はこのバリエーションルートに絶対チャレンジしたい。


風吹岩より見下ろすロックガーデンとその下に広がる阪神の街と海。
全く贅沢な環境だ!
登ってきたのは左の尾根。真ん中の岩稜地帯が地獄谷コース。 風吹岩



風吹岩⇒横池⇒ゴルフ場と平坦な道。途中ゴルフ場の好意で設置してある水道水は冷たくて気持ち良かった。
ここまでで、2リットルあるペットボトルの4分の3を消費。蒸し暑い!!!!!

まだ遠い六甲の稜線を見上げる 雨が峠(暑い!) 本庄橋跡近く住吉川源流



本庄橋跡を通り過ぎると、本日の最大の急登、六甲稜線上への登りが待ち受ける。ここはひたすら我慢の登り。
約1時間ほどで、一軒茶屋に飛び出る。服やズボンは汗でびしょぬれ、バンダナを絞るとたっぷりの汗が地面にジャーっと落ちる。


こんなん所に出ました。一軒茶屋。
ビールはまだまだガマン。
六甲最高峰はもうすぐだ。腹減った〜。


ということで。ようやく六甲山最高峰についた。
(写真は一番上)
そしてコンビニ弁当イッキ食いした。


メシを食ったら温泉とビール
を目指して有馬に下るだけ。
自然と足が速くなる。

魚屋道(ととやみち)を快調に
下る。裏六甲は涼しい。気温
が表とはかなり違う。冬は凍結
するというのもうなずける。
魚屋道。昔、有馬には鮮魚
を届ける六甲越えの魚屋が
あったという。大変だねぇ〜
50分ほどで有馬稲荷神社に到着。



風情ある有馬温泉の町。すっかりお気に入り。
和風ウィンドゥショッピングもオツ。



有名らしい有馬温泉の「金の湯」に入る。日本で一番古い温泉だそうだ。650円。
風呂から上がり、500mlの生ビール缶を2本イッキ飲みしたもんだから、頭の中は極楽浄土、
バス停まではヘロヘロの千鳥足であった。


おわり


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