那須岳(茶臼岳) 1915m


那須 カシバード画像
那須連峰 中央が茶臼岳


1998年5月9日(土)晴れ
メンバ−:
B型一家
コース: 那須ロープウェイ山麓駅 − 山頂駅
    −(1時間) − 茶臼岳山頂 − 峰の茶屋
    − 峠の茶屋 − 山麓駅

温 泉:北温泉(温泉プール)
那須マップ


5月の連休は遠出する気にならない。わざわざ渋滞の中、混雑する所に出かけるのは愚の骨頂、お金のムダである。遠出するなら連休の次の土日がねらい目。行楽穴日を狙って那須岳登山に出かける。B型一家にとって初めての山行、コースタイムは2時間だが子連れの場合はその倍は見ておこう。

那須岳ロープウェイ 那須岳ロープウェイ山麓駅にて。

那須インターを降りて、那須街道をひたすら山の方へ。湯元温泉を過ぎて有料道路に入るとまもなく山麓駅へ。
ファミリーの場合は使える文明の利器はとことん利用しよう。
さあて天気は上々、山の上はどうかな?


山麓駅から7−8分で山頂駅に到着。「山頂駅」とは名ばかりでここから最低でも 40分は登らなければいけない。山慣れしていないB型一家は息を切らせながら 頑張る。地図で見るだけのバーチャル登山とは大違い。現実の厳しさを思い知らされる。
ハイヒールを履いた人、背広姿の人もいて変な雰囲気だ。



写真:茶臼岳をバックにルクプルショット。(実は心臓バクバク、呼吸もゼーゼー)
茶臼岳への登り


茶臼岳・山頂 ヒーヒー言いながらも、苦闘1時間遂にB型一家那須岳(茶臼岳)初登頂!!やったぜ! 初制覇した山頂は天気にも恵まれ、展望は最高!まだ山初心者なので、どれが何の山なのか全然知りませ−ん。
RIKIも久しぶりの登頂の感触に大満足。

子供たちは下から吹きあがってくる噴煙に驚きの様子。火山を選んだのも大正解だった。(でも足元には十分注意してあげてください。冗談抜き、ちょっとした不注意で「死」と隣り合わせだということをお忘れなく)

写真:茶臼岳頂上にて。味噌汁とおにぎりが最高にうまかった。


この景色には心の底から打ち震えた。

那須山行のあとRIKIが山にのめりこんでしまったのはこの景色を見てしまってから。バックは朝日岳、「にせ穂高」と異名を取るだけのことある。この荒涼とした景色!「この写真北アルプスで撮ったんですよ」と言ったらおそらく皆信じてしまうでしょう。

ああ山っていいんだなあ、と再認識しました。

奥に見えるのは峰の茶屋。ここから峠の茶屋まで朝日岳の迫力ある姿を間近にしながらの下山となった。
朝日岳をバックに


北温泉・温泉プール これがうわさの「北温泉」の「温泉プール」

写真には収まりきれなかったが、学校の25mプールのような露天風呂。駐車場から15分くらい 歩かなければならないが、一見(浴)の価値あり温泉。内湯も何種類かバックのひなびたいい 感じを出している山小屋の中にある。知る人ぞ知る秘湯。(ハイカーには有名なところです)

この日は掃除をしていないのか、あるいはいつもそうなのか、底はヌルヌルしていてすごく気持ち 悪かった。


まあそういうことでB型一家の初山行は無事大成功のうちに終了した。帰ってからもあの朝日岳の勇姿が脳裏から離れず、この日を境にRIKIは再び山にドハマリ状態と相成ってしまった訳である。熱しやすくさめやすいB型人間の一時的な血迷いなのか、今後の展開が自分でも興味深い・・・・


おわり

    ファミリー山行へ遊びの記録へ