(かねつきどうやま)
  

毎朝通勤でお世話になっている東武東上線。
駅にはたくさん、東上線を利用するハイキングコースの案内が置いてあります。
見ているだけでほのぼのとした気持ちになりますが、中でも五百羅漢の表情は非常にユーモラス。
羅漢さんにひかれたB型ファミリーは冬の陽だまりのなか、鐘撞堂山から羅漢山を巡るコースを歩いてみました。

日時 :1999年1月23日(土)晴れ
メンバー:B型一家
コース:東武東上線・寄居駅 →
     大正池 →鐘撞堂山

     →羅漢山 →(五百羅漢)
     →少林寺 →
寄居駅
  (全行程はゆっくり3時間くらい)


早朝7:00頃東上線朝霞台駅を出発。 終点の寄居駅に向かう。
家族4人の電車賃はばかにならないが、 ほのぼのしている雰囲気は捨てがたい。 車にはない魅力だ。



寄居駅から住宅街を抜け、天正寺→大正池と歩く。
大正池をすぎるとじきに山道になる。
良く整備されていて大変歩きやすい。

ああ、のどかのどか。
冬の低山ハイクは木々の葉っぱがないため、 大変展望にめぐまれる。快晴が多い関東の冬は、 もうひとつのハイキングシーズンと言える。

右の写真:冬はさわやかで、気分最高の 山道となる。



大正池から40分ほどで鐘撞堂山の頂上に到着。最後は急な階段もありなかなかハード?
330mですが展望バツグンです。
頂上は絵に描いたような「ハイキング的頂上」(?)のんびりお弁当を食べました。
お弁当は寄居駅前のスーパーで買いました。


ここで事件発生。
はりきったけんすけが一人で先に下山開始してしまいました。
帰りは途中の分岐から円良湖・羅漢山経由なのですが、たぶんけんすけは来た道を降りているでしょう。
RIKIはすぐに追いかけましたが、すばやいけんすけは姿が見えません。
大声を出しながらRIKIも降りていきました。かなり下で追いつきましたが、結局けんすけとRIKIは
2回同じ山を登ってしまったようなものでした。ああ疲れたあ。


教訓1:子供を先に行かせて単独行動をとらせることは絶対禁物。
教訓2:万が一先に行ってしまった場合、分岐のところは必ず待っているように教える。
教訓3:低山でも山をなめてはいけない。




いよいよ楽しみにしていた羅漢山へ。

けんすけを連れ戻したB型一家は沢沿いに円良湖方面へと下って行きます。
とても気持ちの良い開けた雰囲気の明るい沢。
こちらから鐘撞堂山に向かっても気分の良いハイキングになるでしょう。
羅漢山への登りは急登ですが、15分で山頂広場に到着、ここから少林寺までの下り斜面に
513体もの羅漢さんが路の両脇に並んでいるのです!!!
その一部をご紹介します。


写真良く見えますか?
みんな羅漢さんと同じポーズを
とりました。


この羅漢さんは伏して泣いているのでしょうか?
ということで、泣き虫けんすけと一緒にパチリ。


この羅漢さんも泣いているのでしょうか?
それとも疲れて居眠りをしているのでしょうか?
なんとなくパートナーはゆうこに決定。



513体ひとつとして同じ表情は無いそうです。楽しそうな羅漢さん、悲しそうな羅漢さん、
みんなでキャッキャはしゃぎながらの楽しい下山となりました。

ただしこの五百羅漢の路は急登。反対から登ってくるのは非常につらそうです。羅漢さんどころじゃないと思われます。
したがって、やっぱりコースはこのB型一家の歩いてきた道をやはりお勧めします。



少林寺にたどり着き、楽しかった冬の陽だまりハイクは終わりです。
寄居駅まではダラダラ遠く、それまでの行程より疲れました。子供たちも頑張って寄居駅まで歩きました。
東上線で帰途につき、充実した一日を過ごせ大満足でした。


おわり


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