1999年5月8日〜9日  天候:晴れ
メンバー:B型一家
宿泊  :奥飛騨温泉キャンプ場・テント泊


1999年5月8日、ゴールデンウイーク明けの休日は絶好の行楽穴日。B型一家はお母さん以外まだ行ったことが無い上高地に行くことに決定しました。前夜0:00過ぎに出発!関越経由で松本を目指します。松本を過ぎてしばらく高山方面に車を走らせ沢渡に到着、タクシーに乗り換えます。
お父さんははじめての上高地に興奮気味、一回行ったことがあるお母さんは余裕。子供たちはどこに行くのかもわからずにボケーとしています。

けんすけ「おとうさん、カミコーチってなあに?」 RIKI「日本で一番きれいなとこさ」 けんすけ「ふーん」・・・・あまり興味なさそうだ。
タクシーがいよいよ釜トンネルを抜けようか、というあたりで・・・・・・なぜか全員タイムスリップ!!見ると持っているフィルムはモノクロ、どうやら時代は昭和30年代に戻ってしまったみたいです。

上高地はなぜかノスタルジックな気分にさせてくれるところでした。伝説の登山家たちが通りすぎていった場所、あの小説・氷壁の舞台のお膝元、夢見ごこちで歩いてきました。



大正池 → 河童橋


大正池。焼岳の残雪に朝日が当たりキラキラ
とてもきれいでした。
なんと美しい光景だろう。


梓川を河童橋に向かって歩いていくと、味わいのある人工物が。
どうやら川の対岸への荷渡しのためのものらしい。
とても静かで、川のせせらぎの音しか聞こえません。







岳と梓川の絶景に子供たちもしばしボーゼン!
ではなくお父さんの「写真撮るから向こうの山を見てろ」 という指示に忠実に従っているところでした。(^^;)



(写真をクリックすると現代にもどるよ)


河童橋にて









河童橋に到着。記念写真を撮ってもらいました。
何回も写真で見ている風景ですが、
何時でも何処でも何でもやっぱ実物は違うぞ!
いつかは家族で穂高を目指したい。















上高地と穂高の標高差は1500m。無体力とレッカーの足で何時間かかるのだろう? しかしこの神が作り賜うた造形美!


(写真をクリックすると現代に戻るよ)


河童橋 → 明神池


子供たちはまだまだ元気。もう2時間近く歩いているので親はバテている。





上高地のシンボル穂高岳の岳沢が徐々に姿を消し、代わりに明神岳の異様な姿が迫ってくる。

(左)明神橋にてバックは明神岳
(右)明神池にて



明神池で金を取られるとは思わなかった。
気温も上がり結構疲れました。





嘉門冶小屋。いい値段だったが腹が減っていたので飯はうまかった



明神池 → 河童橋








河童橋への戻りは対岸を歩いた。こちらは尾瀬のような木道が敷かれ雰囲気がある。
もう歩き始めて3時間を越えた。睡眠不足がたたって眠い眠い。ひょっとして今日のすべては夢だったんだろうか?



というわけで行楽穴日を狙った上高地トレは無事終了。帰りはバスで沢渡まで戻りましたが、お母さん以下全員睡眠不足と疲れでバスの中意識不明になりました。
目がさめるともう既に現実の世界。
安房トンネルを抜けて岐阜側に下り、奥飛騨温泉オートキャンプ場で一泊し、翌日帰宅しました。

(おわり)


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