釜伏山・日本水(奥武蔵)




実に、子供と山に行くのは約2年ぶりであった。
久々に一緒に行ける喜びをかみしめるには奥武蔵は最適だった。
穏やかな山容、ほのぼのとした里の風景、ノスタルジックな風のにおい。
本当にこの山域が大好きなんだと実感した。


←周辺地図。


2002年11月30日(土)
メンバー:B型1号(けんすけ)、4号(RIKI)
コース:風布、上の山みかん園→(花山コース)
     →尾根に出る→日本水分岐→日本水
     往復→釜伏山→往路を戻る 
     全行程のんびり3時間程度



関東で冬の里山を満喫するには奥武蔵がいい。
なぜこんなにほっとさせてくれるのだろうか?
みかん園の駐車場を一歩出たとたん、「おかえり〜」と森が声をかけてくれた。
休日なのに静粛で爽やかな空気。
1号が「や〜、おとうと一緒に山に登るのは久々だなあ〜」
うれしいこと言ってくれる。

久々の感覚を味わいながら冬の低山ハイクを楽しむ。



北アルプスにも那須にもない魅力が奥武蔵にはある。葉を落とした木々、きれいな青空、どこかで
見たことがあるような里の風景、それらが一気に疲れた身体を浄化してくれる。




日本水(やまとみず)は日本百名水。30mもの岩壁の間から染み出るピュアな水だ。
どんなに日照りが続いても枯れたことは無いと言う。


山頂に着いたら「鍋焼きうどん」で腹ごしらえ。



木々も葉っぱを落とし展望も良い



「おとうが帰ったらまた夏にアルプスに行こうな」
「どの山?」
「今度は穂高にしようか?」
「オレはまた槍がいいな〜」
2年前に連れて行った槍がしっかり頭に刻み込まれているようだ。
一緒に登った苦労が報われた瞬間だった。

おわり


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