大菩薩嶺(2057m) |
大菩薩峠が大勢の人に親しまれるようになったのは、 その名前の文学的魅力だけではない。 初心者にとってまことに恰好な山だからである。 (深田久弥) |
日程・コース |
2008年 10月4日(土) |
電車で塩山駅 →(タクシー) → 上日川峠(ロッジ長兵衛) 11:00 → 11:20 福ちゃん荘 → 12:15 大菩薩峠(介山荘) 12:20 → 13:00 大菩薩嶺 (帰路を戻る) → 上日川峠 上日川峠より裂石まで乗合タクシー(小型バス) |
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標高差 | 457m |
山行記 |
◆性懲りもなく百名山である。 今年は通算50座を目指す!というわけで、仲間たちからの冷たい反応を感じつつ、近くてお気軽な百名山、大菩薩嶺を目指す。(ぼやぼやしているとおーちゃんに抜かれる)。 ◆JRで塩山まで行き、そこからタクシー、学生たちが下から登っていくのを横目に、「若い君たちは足を使いなさい! 老い先短い者(とまではまだいってないが)はお金を使わせてもらう!」と心の中で言い訳をさけびつつ大名登山である。標高1600mの上日川峠までラクチンラクチン。 |
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タクシーで着いた先は上日川峠(ロッジ長兵衛) |
◆そこから20分も歩くと、有名な「福ちゃん荘」。ちょっと休憩してクマさんのぬいぐるみ「フクタロウ」に挨拶、先に進む。 ゆるやかな道(よく整備されている)を1時間も歩けば、かの小説で有名な大菩薩峠に到着だ。 |
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福ちゃん荘の「フクタロウ」 | 大菩薩峠にある介山荘が見えてくる。 |
◆今日は雨の心配はないものの、ガスが多い。峠や稜線からは富士山などが見えるらしいが、どうだろう?
介山荘とは小説「大菩薩峠」を書いた中里介山にちなんでいるが、小説は大長編らしい。どんな小説かは
ぜんぜん知らないくせに、「なあるほどお〜、ここがあの有名な大菩薩峠かあ〜」と妙に感慨にふけたりする、
調子がいいRIKIであった。
ここがかの有名な大菩薩峠
◆ここで引き返したかったが、それでは百名山を踏破したことにはならないので、山頂までピークハントしにいく。
大菩薩嶺(=山頂)は樹林帯で展望がきかないらしいので、あんまり行く気がしないのだ。
左:振り返って介山荘を見下ろす。 右:めざす大菩薩嶺方面もガス |
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◆稜線をぐいぐい歩いて行く。展望がさほどでもないため、 いつものように写真を撮ったり、風景に見入ったりしない ためだ。 単なる百名山ピークハンターになり下がった RIKIであった。´▽` |
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標高2000m地点 |
2008年10月4日 13:00 大菩薩嶺(2057m)登頂 着いた頂上は展望こそないものの、なんとなく 渋さをかんじさせる。一部の木々は紅葉がきれ いだ。 |
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大菩薩嶺頂上。展望はない。 |
一本だけの紅葉の木がこれまた渋い。後ろは大菩薩嶺。
下山時、西日に照らされ、木が黄金色に燃えていた。
おーちゃんに教えてもらった塩山の美味い焼き肉屋。
電車の時間まで食って飲んで、幸せな帰還となった。´▽`
おわり