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芦生の森 核心部・上谷
翌朝は5:00に起床、雑炊の朝ごはんを食べ、不要な荷物はデポして杉尾峠に向けて上谷を探索だ。片道90分ほどの行程。由良川の源流をさかのぼる。いきなり樹林の深みにダイビング!約3kmの道のりで高低差は110mなので斜度はたいしたことがなく散歩気分。源流部には珍しい低斜度のため、水の流れは限りなくやさしい。水量は多いのにこんなに優しい流れは心が和む。地面と水面の高低差が無い、これまたイイのだ!
上:水の流れは限りなく優しさに溢れる 左上:杉林 さすがにこれは人工林 左下:大きな木の根をくぐる |
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屋久島ほどの強烈なインパクトは無いが、深い森が何かを語りかけてくる雰囲気は共通している。身体がみるみる浄化。
左上:上谷の主?巨大なトチの木 左下:川は友達のよう。 上 :屋久島のミニチュア版? |
写真だけで余計な説明は不要であろう。
傾斜は最後まで緩く、杉尾峠のほんの手前では「由良川最初の一滴」を観察できた。とても感慨深い。
杉尾峠にて。
来た道をテン場まで戻る。同じところでも往復すると見える光景が違ってまた新鮮であった。帰りの交通も全く同じ、汗ダラダラながら着替えは全く持ってきてなかったため、帰りの電車で匂いと大きなザックで周りの人に煙たがられる迷惑な親子であった。ここは標高が低いので少し爽やかな季節にお勧めする。(決して真夏も悪くないけどぉ)
おわり