結成10周年記念ベストアルバム。
新曲2曲、再録ニューバージョン11曲、リミックス10曲を含む全30曲。2枚組、謝恩価格¥2,000!!。
TVアニメ「キン肉マンII世」エンディングテーマ『愛のマッスル』、『センチメンタルで行こう!」のメジャーシングルを初め、インディーズ界に革命を起こした99円オムニバスアルバム「ヤングロック名盤」シリーズからの曲などアルバム未収録曲も網羅。初期のストレートなロック〜自らのルーツに回帰した近年の歌謡色を強めた作品〜最新作『ロック・ザ・ミュージック』まで、クオリティの高い楽曲がズラリ並んだ珠玉の作品集。まさに名曲のオンパレード!!
■□■ リーダー、田光マコトによる全曲解説■□■
DISC 1 [1997〜2001]
01.センチメンタルで行こう! ('98 シングル発売)
ザ・パーマネンツ初のメジャー・シングル。本バージョンは原曲よりも数段テンポアップし、初期の佐野元春を彷彿させる疾走感のあるアレンジ。
02. 魅惑のファッションガール ('00 アルバム「モナムール69」に収録)
洋楽ロックと歌謡曲をミックスした現在のパマネン・サウンドの原点にもなった作品。この曲が生まれて以降、明らかにサウンドが変化していった。
03. ジョニーの夏。 ('00 オムニバス「ヤング・ロック名盤 Vol.2」に収録)
ストーリー性を持たせた映画のワン・シーンを想像させるミディアムテンポのオールディーズ・ロック。
04. 心に咲く花 ('99 アルバム「涙のミラーボール」に収録)
結成当時、最初にできたオリジナル曲。再録バージョンではアシッド・ジャズ風アレンジに仕上げている。
05. 真夏のランデヴー ('00 アルバム「モナムール69」に収録)
デュエット・ナンバーでカヨのボーカルが初披露された作品。絶妙な歌詞もお気に入り。
06. 踊れ! 若者達!! ('99 アルバム「涙のミラーボール」に収録)
下北沢を中心にシングルCDを1,000枚無料配布した際のリード曲。当時のメンバーでの演奏をリミックス。
07. 輝ける日々 ('99 アルバム「涙のミラーボール」に収録)
無料シングルのカップリング曲。こちらは現在のメンバーで再録され、大人なアレンジに仕上がっている。
08. 湯上がりエナジー ('01 初CD化)
TV番組「SONG WRITE SHOW」出演時に温泉をテーマに作った曲。箱根の温泉にロケにも行った。
09. ハロー・マイ・ラブ ('00 オムニバス「ヤング・ロック名盤 Vol.2」に収録)
もろジョン・レノン節ですな。たま〜にこういうのがやりたくなる。
10. 小さな未来 ('99 オムニバス「ヤング・ロック名盤 Vol.1」に収録)
この曲はコードを2つしか使わないでどこまで作れるか挑戦した曲。ライブでは歌詞は間違えるけどコードを間違えることはまず無い(笑)。
11. 月の浜辺の物語 ('99 オムニバス「ヤング・ロック名盤 Vol.1」に収録)
メロディもコード進行も我ながらよくできた曲だな〜と思います。自画自賛でスイマセン。
12. 恋はワン・ツー・スリー ('00 アルバム「モナムール69」に収録)
この曲を作ってからあらためてジュリーの偉大さに気が付いた。
13. サンキュー・ラブ ('98 シングル「センチメンタルで行こう!」に収録)
一聴してビートルズ(笑)。覚えやすいサビということでサンキュー・ラブ。
14. 1968〜ヒッピー達への鎮魂歌 ('99 アルバム「涙のミラーボール」に収録)
'68年は僕が生れた年。その年に生れた音楽は凄かった。なんてったてビートルズがホワイト・アルバム、ストーンズがベガーズ・バンケットを出した年だから。
15. グッ・ナイト ('99 オムニバス「ヤング・ロック名盤 Vol.1」に収録)
原曲はオムニバス参加バンド全員でセッションした「We Are The World」状態。本作ではパーマネンツ・オンリーバージョンで収録。
DISC 2 [2002 ̄2007]
01. 愛のマッスル ('02 シングル発売)
「キン肉マンll世」EDテーマとして未だにカラオケ等でも人気のパーマネンツ最大のヒット・ナンバー。もちろんアルバムには初収録。
02. 愛されてボニータ ('07 新曲)
ラテン・フレーバーなパマネン最新曲。"ボニータ"とは女性2人が経営している新宿ゴールデン街のバーである。
03. 唇にピストル ('03 アルバム「トーキョー・ダンディズム」に収録)
ハードボイルドなスパイ映画をモチーフに作られた曲。もちろんパマネンが演ると松田優作チックなイメージももれなく付いてくる。リミックス・ロングバージョン。
04. 黄色い太陽 ('02 アルバム「ゴールデン・ヒット・パレード」に収録)
グルーヴ歌謡路線の第一回集大成ですかね。
05. マイタイ・サンセット ('03 アルバム「トーキョー・ダンディズム」に収録)
心地よい循環コードと爽やかなブラス・セクションが冴える夏らしいナンバー。
06. 情熱 ('02 アルバム「ゴールデン・ヒット・パレード」に収録)
こーゆー女の歌詞って何か自然に唄えちゃうんだよね〜。当時アレンジにすごく悩んだけど、完成度の高い曲になったと思います。
07. 愛の行方 ('06 アルバム「ロック・ザ・ミュージック」に収録)
友達以上恋人未満の心情を唄った刹那系ラブソング。ハネたビートと音の隙間を聞かせるアレンジも聞き所。
08. マダム45 ('03 アルバム「トーキョー・ダンディズム」に収録)
渋谷青い部屋のオーナー/シャンソンシンガーの戸川昌子さんに捧げた曲。実際の年令は遥かに上だと思いますが…(笑)。ライブでも人気のダンス・ナンバー。
09. 彼女のストーリー ('04 オムニバス・アルバム「G-POP」に収録)
ゴールデン街のオムニバスCD「G-POP」のために書き下ろしたブルージィなハチロク・ナンバー。
10. ステレオ・ソウル・ナイト・クラブ ('02 アルバム「ゴールデン・ヒット・パレード」に収録)
ジャズ・ボッサ調のクールな曲。この曲あたりからジャズテイストもパマネンの重要な要素の一つとなっていったのではないかと…。
11. ためいきはクレッシェンド ('06 アルバム「ロック・ザ・ミュージック」に収録)
哀愁のコード進行と次々と転調する展開で、ためいきがクレッシェンドする感じを表現したデュエットナンバー。
12. 追憶のメリー・ジェーン ('05 アルバム「ヤンレコ・トライアングル」に収録)
「ヤンレコ・トライアングル」では唯一のパマネンのオリジナル。'80年代にザ・ベストテン等、お茶の間を賑わせていたロックをイメージして書いた曲。
13. 房総ガール ('07 新曲)
「ロック・ザ・ミュージック」制作時に既にレコーディングされていたのだが、なぜか収録されなかった。チューブのようなサマー・ソング。
14. ロック・ザ・ミュージック ('06 アルバム「ロック・ザ・ミュージック」に収録)
狙いはロックバンドが演るディスコ・サウンド!パマネンらしいナンバー。来春公開のメジャー映画にも起用される予定。
15. あなたマイ・ラブ ('05 アルバム「ヤンレコ・トライアングル」に収録)
浜ユウスケに提供するために石田洋介と共作した壮大なスケールのバラード。本アルバムでは初披露の田光ボーカルバージョン。 |